テクニック・ドリブルその先は......。
以下、VIVAIO船橋の渡辺代表さまのブログから~
選手がボールを持ちながら考える時間が必要となる。
そして何よりも「ちらっと見る」「ちょっと顔を上げる」 のではなく、「広角の情報をなめるように見る」。
そのためには、ボールをチラチラ見ている場合じゃない。
ドリブルドリブルと訳の分からん輩に 言われることも多いが、ボールを持ちながらいろいろな事を考える時間を用意しているのだ。
高校になったら世界を見据えてやってくれんのか?
選 手の将来を考えて、失敗を許容してくれるのか(笑)?
「いつやるの?」「今でしょ!」もう古いか。
U-13リーグ戦!U-14リーグ戦!U-15リーグ戦!。
勝った負けた。どこが優勝だ?そんなのどうでも良いでしょ。
そんなことばかり外野 の親がネットを通して言ってたら、いつまで経っても現場は世界を目標にしない。
レイソルさんやジェフさんから、世界を目指す選手が出るとして も、街クラブからは排出できない。
リーグ戦の結果で一喜一憂するのではなく、千葉県に将来楽しみな選手がどれだけ育ってきているのか。
そのよ うな目で観なければ、千葉県のサッカーの進化はない。
自分の息子がリーグ戦に出て、勝った負けたを言ってる場合じゃない。
常に!常に!常に!ボールを見ないで情報を取りながらプレーしているか?
この年代、全力ではなく遊びながらプレーできるのか?
ボールを持ちな がら30m先のセンターバックと駆け引きしているか?
左右の足を駆使できるのか?
1対2でも慌てないでプレーできるのか?
キックの種類がどれ だけある?
観ている人が騙されるような選択やプレーが習慣的にあるのか?
ボールが無い時にどれだけ相手やスペース、味方の動きの情報を取って いる?2手先・3手先に複数のイメージを持ってプレーしているか?
選手達は、親のストレスを解消する道具ではない。
ネットで訳の分からん価値観で勝ち負けに一喜一憂することなく、あたたかい目で見守ってあげ て欲しい。
どこが勝ったという価値観が、日本のサッカーの進化を遅らせてしまうことになっていると私は感じている。
ジュニア・ジュニアユース ・ユースまで、勝つことで評価される時代は終わりつつある。そのことに気づかなければ時代に取り残されてしまうものだ。
サッカーを見る目が勝敗から、内容に、そして個のプレーの質にこだわる様になると、きっと世界基準のサッカーに追いつく。
バルサのパスサッカーに魅了されるのではなく、バルサの哲学に魅了されていることに気付いてほしい。
彼らの真髄は、間違いなく「個々のテクニックの高さ、ドリブル力を持った選手が繰り出す、究極のだますパスとドリブルの突破力」
奥が深い!
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