講演会でお聞きしたかったこと。
日本サッカーの父クラマー氏が来日し、当時主流であったドイツ式サッカーを日本にもたらした。
この結果、東京五輪ではベスト8、メキシコ五輪では銅メダルと輝かしい成績を残した。
しかし、近年はそのドイツも、フィジカルを強調し縦に早いサッカーから、ポゼッションを意識し、両サイドにはテクニック溢れるドリブラーを配置して、スタイルを180度変えている。
フィジカルで圧倒的な強さを誇ったゲルマン魂が、紆余曲折を経て、ボールを大事にするサッカーをしている。
日本が目指すサッカーどうあるべきか?
まだ、縦に早く、放り込んで、サイドからも放り込んで、GKも放り込んで、DFも放り込んで.....というようなサッカーをするのだろうか?
井田先生は、40年も前に、日本人の特徴を見抜いたサッカーをしていた。
テクニカルニュース59号に、外国人歴代代表監督らが日本人をどう見ていたか?
という記事でトルシエ氏、ジーコ氏、オシム氏、ザック氏らが全員一致していた意見が「ボールコントロール系の技術と俊敏性が非常に優れている」と、世界と比較しても優れていると言っている。
井田先生は40年前に見抜いていた.....。
足技だけでなく、脳=視角の技術、思考の技術、サッカーの考え方の多角的な技術が必要であり、少年期から指導しなくてはならない。
決死隊=奮闘=自己犠牲の時代は、スポ根アニメの終焉とともに終わった。
井田先生は、どう見ているのだろう?
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