個の育成4

講演会でお聞きしたかったこと。

 

指導者とは?

 

目の前のゲームを、大会を、勝たせることが目的か?

 

将来を見据えた指導をすることが目的か?

 

多分、どちらも正解かもしれない。

 

つまり、サッカーを観る側の文化の問題か?

 

 競技としてみるこれまでのサッカーと同じであれば、前者の選択、
 
世界基準と同じように競技の中に芸術部分を観ることができるのであれ
 
ば、後者の選択となる。
 
観る側が、どう感じるか?

スポ根アニメで、決死隊、悲壮感をまとい、勝たせることに意味があると思うサポーターなら、前者の評価が正しく、後者は間違いとなる。
 
スポーツを正しく観る力を持った人は、そこに芸術と美学を見出し、
クライフの「美しく勝つ!」を共感し、バルサのサッカーをただのパスサッカーとは違うことを知り、現在の日本サッカーとの差を的確に感じている。
そういうサポーターは、FIBRA、静岡学園、聖和学園、JSC CHIBA、FC レガッテ、田沼FC.....等のサッカーに期待し後者となる。
 
どれも正しく、全て正解!
 
ならば、自分は後者の選択をする。ただ、それだけ!
 
井田先生から、このようなお話しをお聞きできたかもしれない!
 
以下FBから抜粋!
 
 
サッカーで人を育てる

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サッカーで人を育てたいと思ったら。
...
覚悟すること。

●金は絶対に儲かりません!

●人を育てる信念と愛情が免許です!

●俺が俺がと、見返りを求めるならやってはいけません!

●学ばない者にはこの業に就く資格はありません!

●責任を子どもに求める思考が出たならすぐにやめなさい!

●子供を激しく叱咤激励できないで、したり顔するなら直ちにやめなさい!



自分の野心でこれを行おうとする人は、

行動と言葉の端々に育てるべき人間が不在の野心が染み出しています。

競技スポーツの目的は、
「拘った勝負を可能にするために、自覚的練習や生活などの準備をする中で身につくもの」
を求めることにあるのです。



それでも金儲けをしたい?

それでは、
育成ではなく「費用対効果を求める親」が満足する「お教室」を経営することです。

親はそんなに馬鹿じゃない。
名声のために育成指導者面し、多くを切り捨て校舎の片隅に置いやるやからは、
最後は絶対にバレるもの。
賢い親は、過剰な幻想を捨て見極めないといけない。