個の育成5

講演会でお聞きしたかったこと。

 

育てることと、勝つことと...。

 

それは.....結局、答えはなく、自分でつかむもの。

 

指導者も、個達も、保護者もすべて、与えらるものではなく、自分で腹をくくって、覚悟を決めて、真理は何か?を考え、悩み、失敗、改善、挑戦、失敗、悩み、改善........の繰り返しの中で、決して泣き言を言わず、人の悪言を言わず、ただただ、前進をする者のみに与えれらる光を見逃さず、継続できる者に見えてくる真理を観る。

 

育てることと、勝つことと、少年サッカーの主役は間違いなく個達である。

チームでもなく、指導者でもなく、保護者でもなく、絶対に少年・少女が主役である事実。

クラブであろうが、スポ少であろうが、組織形態で、妥協が許されることはない。

であれば、自ずと道が見えてくる。

 

あとは、誰が何と言おうと突き進むのみ。

 

主役は個達で、あとはすべて脇役で黒子で観客で....。

 

井田先生は、サッカー王国静岡で、40年間想像に絶する孤独と途方もない挑戦を続けて、もっとも世界に近いサッカー育成環境を作り上げたのでしょう。

 

その過程に近道はなく、真理を見ようと努力する者にのみ、真の標識が観えて、正しい道を歩むことが出来る。

邪悪な心、うわべだけの心、人の受けうりだけの心、省略しようとする心、なびくだけで真理を観れない心、それらの心で観る標識は残念だが、別の道を観るだろう。

 

いつ、自分も、別の標識をみてしまうのだろうか?

それは、己の心の持ちようで決まる。

 

覚悟を決めろ! 腹をくくれ! すべてを捨てよ! すべてを受け入れよ! 

そして人の千倍勉強して、人万倍努力して、何もなかった様な顔をして、スマートに、美しく、華麗に失敗をして、悲壮感など微塵も見せずに、笑顔で、また挑戦をする。

 

指導者ができないと、個達はもっとできない。

 

個達には、山のような挫折や苦労を向かえたときこそ、笑って、深呼吸して、そして、戦いに向かう姿勢が大切なことを伝えなければならない。

 

悲壮感、捨て身アタックの時代競技は、もうやめよう!

 

美しく、華麗に、そして強い選手を育てよう!

 

育てることと、勝つことと。

 

終わり!