紙一重の領域

 「見きる」ということ

 相手を見切る...奪いに来る相手をぎりぎりまで誘い込んで、見切る場合と

素早いプレスで圧力をかけてくる相手を見切る場合では、状況が違う。

 状況が違うから、使う技術も違う。


 横ずらし系テクニックと後ずさり系テクニックの違い。

 言葉では、伝えられない(>_<)

 体験するしかない。

 

 ボールキープ時の危険ゾーンは、個達でそれぞれ違う。

 危険ゾーンが大きい選手は、技術を磨きあげていないため、相手を見切れない状態。

 危険ゾーンが狭い選手は、技術を磨き上げていて懐が深く、相手をぎりぎりで見切ることができる状態。

 

 試合で、素早く圧力をかけてくるプレスに、ぎりぎり紙一重のところを探り奪われる経験を、意識してすることが、唯一危険ゾーンを狭くできる方法であって、数多くこなすことが最も大切なこと。

 そうして自信をつけて、階段を少しずつ登る。 

 

 技術を知る(覚知) ⇒ 技術をおぼえる(鍛錬) ⇒ 技術を使いこなす(習得) ⇒ 技術を生み出す(成熟)


 少年時代にたくさんのテクニック覚知して、鍛錬して、習得を目指す。

 そして、その先で成熟をむかえる。

 

 6年生よ、残された時間は短いぞ!

 1秒も無駄にできないぞ(>_<)