バルサの3冠をすべて観察しました。
3冠を獲るべくして獲った内容の試合でした。
しかも、チーム哲学を踏襲し新たなエッセンスを加えたエンリケ監督は天才です。
ルイスエンリケのことは、選手時代から知っています。
社会人リーグ時代のチームユニがバルサであったため、バルサの試合を
よく見たものです。
ルイスエンリケ、オーフェルマルス、コクー、リバウド、クライファート、
サビオラ、オシェック監督、ファンハール監督
この頃は、レアルが絶対的強さを誇った銀河系軍団でした。
デポル、バレンシアの次にバルサというリーグ順位もざらでした。
バルサの哲学に「美しく勝つ」というフィロソフィーがあり、どんな状態でも
ポゼッションを貫き、観ているものを魅了して勝つ試合運びをこの時代から感じました。
バルサは、らしく勝つために、敗戦を受け入れるチームだと....。
しかし、エンリケは「美しく勝つ」に「泥臭く勝つ」を融合させた新しい
バルサを披露してくれました。去年のマルティーノには、無かったもの。
エンリケの選手時代は、確かに泥臭いプレーと華麗なテクニックで観客を魅了していたな~と...。
自陣からじっくりビルドアップするかと思えば、ロングボールでDF裏を狙ったり、個人技に頼った高速ドリブルからのショートカウンターで得点を獲れるチームに変貌して、無類の強さを魅せられました。
パーフェクトスキルを持った選手達だから出来る技なのです。
パーフェクトスキルとは.....
これを身に付けるために、少年サッカーはあるのだという事を改めて
感じた3冠でした。
余談ですがなでしこの初戦であるスイス戦は、スイスの選手のスキルの高さが
目立った試合でした。
安藤選手の怪我を覚悟の捨て身アタックで勝つにはかったが....
1位通過できるだろうか...と不安に思う内容でした。
やはり、パーフェクトスキル獲得が大切だ!(^^)!
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