フィジカルとスピードを前面に出して、押し切るサッカー。
縦に早くを勘違いして、中盤省略サッカー。
これも立派な戦術ですので、否定はしません。
ただ、大人になってフィジカルとスピードを維持できるだろうか?
大抵、歳を重ねることで、それも比例して衰えるもの。
セルジオさんがボールを触ると、今でも華麗なテクニックを魅せてくれる。
三浦カズは、テクニックで勝負して現役を続けている。
ジーコは、現役引退後に鹿島でスーパープレーを魅せてくれた。
体は錆びても 技術は錆びない!
日本の育成環境を観てみると....。
中学やジュニアユースでは、既に大人のサッカーを求められる。
高校年代や大学では、完成した姿を求められる。
これに影響を受けてか、小学生でも大人のサッカーを求めるチームが多い。
確かに、ワンタッチ、ツータッチでボール離せばミスは減る。
ミスが減るのではなく、ボールタッチの下手さをごまかすと表現するのが
正しいと思う。
ごまかすサッカーを少年に求めて、まやかしの結果を得て納得する。
サッカーを知らない父兄を、勝つことで納得させる。
ただ、メッキは剥がれると決まっている。
いつ剥がれるかが問題で...。
だいたい中学や高校でメッキは、剥がれるもの。
スピードや身体能力がある個ほど、テクニックがなくてもどうにかなる
少年期に、真のテクニックを求められるかどうかで、その個の将来は決まる!
真の観察力は、忍耐力を必要とするため、プライドが高い大人には理解でき
ないだろう。
勝利という麻薬に侵されない大人にならないと....。
日々精進(>_<)
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