一喜一憂

 少年サッカーで、手っ取り早く勝つ方法!

 子供たちに組織的なサッカーを仕込むこと!

 そうやって仕込まれた個達は、大人の顔色や大人の空気を読むのが

上手くなる。

 「ゲーム中に子供が持つな離せ!」「こねるな!蹴れ!」と叫ぶ個は、

指導のマネをすることで、「良く声が出ている」か「サッカーを知っている」と

か勘違いの評価をされて、満足している少年だろうと気の毒になる。

 でも、それなりの試合結果は出せるので、みな満足する。

 

 その反面、個人を大切にするチームは、「離すな!持て!」「急ぐな!かわせ!」「適当に蹴るな!」と叫ぶ!

 でも、未熟なテクニックでボールを大切にすると、ゲームには勝てなくなる!

 ボールを持つ時間が増えれば、ミスの確率も上がるから。

 ミスから失点するパターンで負ける。

 すると、「負け」を許容するチームと言われる。

 でも、個のスキルは格段に上達していく。

 子供が上手くなるチームとなる。

 

 では、子供が上手くなるチームで、試合に勝てるチームになれるだろうか?

 

 この課題に正面から取り組んで、試行錯誤を繰り返し、全国各地を行脚して、

修行を重ねている今、少しずつ手段と方法が視えてきました。

 

 易きに流されることをせず、矛盾といわれることをして、理不尽に歯を食いしばり、育成の難しさと重要さを実感する。

 

 この境地はスタートライン!

 ニセモノ指導者には、わからないでしょう!

 育成に近道はなし!