ベクトル!(^^)!

 今年の夏もたくさんボールに触りました!(^^)!

 個達はそれなりに上手くなりました。

 ただ、発想力と技術の引出しの連結具合に不安が残ります。

 これは、試し合いをたくさんしないと磨きがかかりません。

 後期の全日本予選がかかったリーグ戦を活用しなければなりません。

 秋の集大成に間に合わせないと.....(@_@)

 

 トレセンで他チームの選手と触れ合う機会があると、特に気になることが.....。

 「そこはセーフティーでしょ!」「そこは仕掛けるところでしょ!」「そこは、離すところでしょ!」

 選手達が他選手のプレーを観て話しています。

 たぶん、チームの指導者が常に話されているのでしょう!

 

 自陣のエリアで数的不利は、クリアで逃げる? ⇒ ビルドアップで状況打開はできないか?

 相手陣内の待ち構えている状況で、仕掛けるの? ⇒ ただ突っ込む事が仕掛けるというの?

 相手選手を一人剥がした場合は、必ずパスの選択? ⇒ 剥がした先の状況は?

 

 世界ランク50位のサッカー協会が作った指導者マニュアルと講習会で学んだ大人達が、オリンピック予選敗退のサッカー観を、子供達に擦り込んでいる状況を目の当たりにしました。

 J1の下部組織が無い地方では、特に危険な状態かもしれません。

 

 たしかに、生まれて10年程度の子供達に自主性や主体性と言っても、大人が導いてあげないとダメなのは

分りますが、大人が本当にサッカーを理解しているのか?

 日本人にあったサッカースタイルを、どれほどの人が理解しているのか?

 どの手段と方法で勝利を目指すのか?

 その手段と方法は、選手の未来に残せるものですか?

 

 日本のサッカーは進化しています。

 子供達も進化しています。

 大人も進化しなくてはいけません。

 スポーツ根性アニメの気合と根性と罰走の時代は、はるか昔の話しですが...

 地方では時々見かけます......試合に負けて.....

 ベクトルを見誤ると大変な時代錯誤に陥りますので、肝に銘じておきます。